ゼラニウムの切り戻しと植え替え |
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ゼラニウムの姿が乱れたら切り戻しと植え替えを
ゼラニウムは、鉢の中で根詰まりを起こすと、次第に花付きが悪くなり、茎や枝が間延び(徒長)して姿が乱れ、下葉も落ちてとても見苦しくなります。 そんな場合は、本格的な夏が始まる前の6月〜7月頃、もしくは、秋の初めの9月〜10月頃を目安に、株の根元から1/3くらいを残して切り戻し、ひとまわり大きな鉢に植え替えて株をリフレッシュしてみましょう。 ゼラニウムの切り戻しと植え替え・時期とメリット・ゼラニウムの切り戻しの時期 ゼラニウムは、茎や枝を生長させながら、その先端に花を咲かせます。そのため、株がある程度生長すると枝がかなり伸びて姿が乱れてきますので、思い切って切り戻して株をリフレッシュしてみましょう。 基本的にゼラニウムは、生育期間中であればいつでも切り戻すことができますが、タイミングとしては6月か7月頃、もしくは、秋の初めの9月〜10月頃がひとつの目安になります。 もちろんその時期以外でも、姿が乱れて見苦しいと感じたら、切り戻しをして、株をリフレッシュするのも良い方法です。 ただし、茎に葉やわき芽がまったく残らないくらいに深く切り戻すと枯れてしまうこともありますので、切り戻す際には必ず2枚〜3枚の葉を残しておくか、茎の節から伸び始めている新芽を残すようにしてください。 ゼラニウムは、必要に応じて切り戻していくことで、コンパクトな株にすることもできますし、ボリュームのある株に仕立てることもできます。ただし真夏の高温期や、真冬の厳寒期は株へのダメージが大きくなりますので避けたほうがいいでしょう。 ●初夏と初秋が切り戻しに適している理由 ところで、いつでも切り戻しが可能であるのなら、夏が始まる前の6月か7月頃、もしくは、秋の初めの9月〜10月頃を目安にして切り戻しと植え替えを行う理由はどこにあるのでしょう。 ゼラニウムの切り戻しと植え替えを初夏と夏の終わりに行うのは、この時期の気候が穏やかで、切り戻しと植え替えによる株へのダメージが少ないこと、切り戻しで切り落とした枝を使って、挿し木(挿し芽)で増やす良いタイミングであることがその理由です。 草本性の植物の場合、正確には挿し木ではなく挿し芽と呼ぶのが正しいのですが、通常、草本性の草花の挿し木(挿し芽)の時期は、発根に必要な温度や湿度などの条件の整いやすい5月頃〜7月頃が最も良いと考えられています。けれど実際には、真夏の高温期を除く春から秋までの間なら、いつでも可能です。 同じようにゼラニウムも、健全な生育に必要な温度さえ確保できれば、いつでも挿し木(挿し芽)が可能です。ただし、問題になるのは、挿し穂から発根が始まり鉢上げができるまでにおよそ3週間くらいかかるという点です。 そのため、挿し木(挿し芽)のタイミングしだいでは、その後に行う鉢上げの時期が真夏の高温期や真冬の厳寒期と重なってしまうことになります。もしも年間を通して生育適温が保てない場合は、この鉢上げのタイミングに注意して挿し木(挿し芽)の時期を決めてくださいね。 鉢上げ・植え替えの手順とポイント鉢上げ・植え替えの際には、ひとまわり大きな鉢を用意して、鉢底が隠れるくらいを目安にごろ土を入れ、培養土1リットルあたり、およそ3gの緩効性肥料を混ぜて植え替えをします。 植え替えを終えたら、すぐに日向には出さずに、およそ2〜3日をめどに半日陰のような場所に置いて、土になじませたあと、徐々に日向の明るさに慣らしていけば大丈夫です。 鉢上げの方法については、当サイトのゼラニウムの鉢上げのページでもご紹介していますので、よろしければ、ご覧になってみてください。 |
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