ゼラニウムの用土と土作り |
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ゼラニウムは酸性の土が苦手
ゼラニウムを上手に育てて、美しい花を咲かせるために欠かせないのが、ゼラニウムの生育に適した良い土です。 植物には、大きく分けると、弱酸性の土を好むものと弱アルカリ性の土を好むものとがあります。多くの植物、たとえば野菜や草花は、弱酸性の土で生長します。ゼラニウムも、そうした弱酸性の土で元気に育つ植物のひとつです。 市販の培養土を買ってきて使う場合は、あらかじめ多くの植物の生育に適した弱酸性にPh調整されていますので、とくに気にする必要はありませんが、自分で土作りをする場合や、庭植えにする場合、そして古い土を再生して使う場合は、土をゼラニウムの生育に適した弱酸性にする、土壌の中和(ちゅうわ)という作業が必要になる場合があります。 ゼラニウムには水はけの良い土をゼラニウムは、水はけの良い土を好みます。そのため、土作りも保水性と排水性を両立させた用土を目指して作ります。市販の培養土を使う場合は、説明書に目を通して、ふさわしいものを選んでおきましょう。 自分で用土を作る場合は、赤玉土(中):腐葉土=6:4の割合を目安に用土を配合してみてください。また、植え付けの際には、用土1リットルあたり、およそ3gの緩効性肥料を土に混ぜておくと、元気に育ってくれるようになります。 土と用土の基礎知識では、ここでご参考までに、植物を元気に育てて、美しく花を咲かせるために欠かせない”土”についての、基礎知識をご紹介しておきましょう。 ・土の働き 土には、植物が地面にしっかりと根を張る手がかりとなり、地上に出ている植物の体を支え、水や養分を植物に与える大切な働きがあります。 土の構造を大きく分けると、固相と呼ばれる粒子の部分、気相と呼ばれる空気の部分、そして液相と呼ばれる水の部分で構成されています。 土の中の水分や養分を保持するのが粒子でできた固相部分です。そして、気相は、植物の根に空気を供給したり、水や水に含まれた養分が土の各部分にいきわたる通路になったり、植物が根を張るためのスペースになります。 ・良い土とは? 植物の生育に適した良い土とは、生育に必要な水分を蓄える保水性、生育に必要ない余分な水が流れやすい排水性、土の中を空気が通り抜ける通気性、土が養分や肥料を保持する保肥性に優れた土のことを言います。こうした条件を満たす土の構造を団粒構造とも言います。 それぞれの性質のうち、どれを重要視するかは、育てる植物の好む土の環境によって違ってきますが、自分で用土配合をする場合は、こうした土の性質を理解して、その実現のためにどんな土を使うのかを考えながら、いろいろ試してみてください。 |
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