ゼラニウムの特徴と種類 |
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ゼラニウムとは?
ゼラニウムは、フウロソウ科ペラルゴニウム属(テンジクアオイ属)の半耐寒性の多年草の園芸品種で、草丈はおよそ20cm〜70cm、植物の分類学上での学名をペラルゴニウム(Pelargonium)といいます。 一般的に園芸の分野では、フウロソウ科ペラルゴニウム属(テンジクアオイ属)のうち、四季咲きのものをゼラニウム、一季咲きのものをペラルゴニウムと呼んで区別していることが多いようです。 ゼラニウムの種類ゼラニウムは、知られているだけでも世界中におよそ250種、一説によると280種以上の園芸品種があるといわれています。 多彩なバリエーションを持つゼラニウムですが、その品種は、必ずしも花の美しさを鑑賞するためのものばかりではありません。 たとえば、夏の頃ホームセンターや園芸店のガーデニングコーナーで見かける、蚊を撃退する効果で知られるカレンソウ(蚊連草)もそのひとつです。 カレンソウ(蚊連草)は、ハーブとして扱われているローズゼラニウムやレモンゼラニウムを元にして、蚊に対する忌避効果のある成分を組み込んだバイオテクノロジーによって生まれた品種です。 この他にも、ゼラニウムの仲間には、美しい花を楽しむだけでなく、快適な暮らしに役立つ、個性豊かな品種がたくさんあります。 (画像:ゲンノショウコ) ちなみに、春から夏にかけて、野山で白または淡紅色のちいさな花を咲かせる野草のゲンノショウコ(現の証拠・験の証拠)も、ゼラニウムと同じフウロソウ科の仲間です。 園芸用ゼラニウムの祖先ゼラニウムは、その多くが、南アフリカのケープ地方を原産とするペラルゴニウム・ゾナレ(Pelargoniumu zonale)と、ペラルゴニウム・インクイナンス(pelargoniumu inquinans)という品種を交配し、さらに数種の品種を交配させて作り出されました。 言ってみれば、ペラルゴニウム・ゾナレ(Pelargoniumu zonale)と、ペラルゴニウム・インクイナンス(pelargoniumu inquinans)は、現在のバラエティ豊かなゼラニウムたちのご先祖様ともいえます。 ゼラニウムの特徴すでにご紹介したように、ゼラニウムには数百種類もの品種があり、それぞれに個性豊かな特徴と、共通した特徴とがあります。 一般にゼラニウムは、やや多肉質の茎と葉を持ち、草丈はちいさなものではおよそ20センチから70センチ、大きなものが多い栄養系品種のなかには、1メートル以上にまで生長するものがあります。 ゼラニウムは、日本の気候環境下では冬の間花がつきにくくなりますが、基本的には四季咲き性の植物ですので、開花に必要な気温(およそ7℃、旺盛な開花を望むなら12℃以上)さえ維持すれば、季節にかかわらず、一年中花を咲かせることができます。 ゼラニウムには、繁殖のしかたで分けると、挿し木(栄養繁殖)で増やす栄養系(栄養繁殖系)ゼラニウムと、種まきで増やす実生系(種子繁殖系)ゼラニウムとがあります。 そして一般的なゼラニウムのように空に向かって枝や花茎を伸ばすのではなく、横に向かって枝を伸ばす匍匐(ほふく)性のゼラニウムもあります。ハンギングバスケットなどで、枝垂れるように花を咲かせるゼラニウムですね。 これは、葉の特徴がアイビーに似ていることからアイビーゼラニウムと呼ばれていますが、他にもハーブとして扱われているニオイゼラニウム(センテッドゼラニウム)など、たくさんの種類があります。 また、かつて日本でも江戸時代の頃、天竺葵(テンジクアオイ)と呼ばれ育てられていた、葉の形状や模様を楽しむ観葉植物のような特徴を持つゼラニウムもあります。 葉の特徴が紅葉(もみじ)に似たモミジバゼラニウムも、そうした葉の形状や模様を楽しむゼラニウムのひとつです。モミジバゼラニウムは、その愛らしい姿で、とても人気があります。 小柄で花つきの良いF1品種一般に、花屋さんやホームセンターなどで流通しているゼラニウムは、3号鉢から4号鉢、もしくはコンテナ(プランター)や寄せ植えに適した小柄で花つきの良いF1品種(一代交配種)が主流で、やや大型の栄養系品種は、4号から6号鉢のものが多く出回っています。 |
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